体験者の声

動物保護団体、幼稚園でのボランティア体験談

ホストファミリーと一緒に

今回私がオーストラリアに行こうと思ったのは、英語圏でまだ行ったことのない国がオーストラリアだったからです。以前アメリカに数ヶ月、イギリスに1年ほど生活したことがあり、いつかもう一度海外に行きたいと思っていました。ただし前回の留学である程度英語は話せるようになったので、今回は語学留学ではなく、今までに経験したことのないことに挑戦したいと思い、もともと動物好きであったことからアニマルシェルターでの動物介護のボランティアすることを決めました。ただしここではあまり英語を話す機会がないことから、Barnesさんに薦められ幼稚園でのボランティアにも挑戦することにしました。オーストラリアでの滞在予定期間は2ヶ月で、最初の4週間をアニマルシェルターで、残りの4週間を幼稚園でボランティアすることになりました。

私が住むゴールドコーストは、ビーチが多く、とてもきれいなところです。天候も穏やかで、現在こちらは真冬ですが、昼間でしたら半袖で過ごせます。バスは時刻表どおりにきたことはありませんが、バたくさん走っているのでどこへでも行けますし、Goカードを使えば値段も比較的安いと思います。また自然も多く、ゴールドコースト内の地域にもよりますが、家のまわりで野生のカンガルーやワラビー、コアラを見ることができます。またゴールドコーストは大きすぎず小さすぎず、適度な大きさの町で、初めて海外に来る人にも馴染みやすいところだと思います。
住みやすい町である一方、中国人や日本人などアジア人がたくさんいます。私はここでは学校に通っていませんが、語学学校に通っている友達の話を聞くと学校もアジア人が中心とのことでした。これはあくまでも私の経験からですが、アジア人は英語のアクセントが似ているのでお互い理解しやすいですが、その分日本語のアクセントがなかなか消えません。英語を上達させたい場合は、ホームステイなどをして現地の人と話す時間を増やすことをお勧めします。逆に日本人がたくさんいるので、あまり英語が話せなくて不安な方には良いかもしれません。

私もゴールドコーストではホームステイをしており、Chris、Linda、そして犬のJackと一緒に生活しています。ホストファミリーは、明るくオープンで、すぐに仲良くなれました。基本的に平日は夜しか会えませんが、夕食後も一緒にテレビを見たり、ワインを飲みながらずっとおしゃべりをしていることもあります。休日はBBQに連れて行ってくれたり、一緒にドライブをしたり、映画を見に行ったりしています。Chrisたちが私を家族の一員として迎え入れてくれた分、私も家にいるときは二人と一緒に過ごすようにしており、1日の中で1番楽しい時間です。またChrisは日本で英語の先生をしていたこともあるので、私が間違った英語を話すと直してくれます。私はここでは学校に通っていないので、家での時間がすごく勉強になります。
正直なところ、海外で長期滞在するのは今回が2回目だったので、ホームステイではなくFlat shareにしようと思っていたのですが、ホームステイにして本当に良かったと思っています。Flat shareをしている人たちは同じ国の人とシェアをしている場合があり、英語が上達しにくい環境です。ホームステイはFlat shareよりは割高ですが、それだけの価値はあると思います。ただしホームステイをあくまでもビジネス目的で行う人たちもいるので、ホームステイは当たり外れがあると言われています。Barnesさんは現地ベースで実際にホストファミリーとコンタクトが取れますので、事前によく相談して決めて下さい。

現在オーストラリアに来て4週間が経ちました。最初の4週間は動物保護団体でボランティアをしました。動物保護団体には犬・猫がそれぞれ30匹ほどおり、そのほかに鶏やモルモット、豚までいます。動物保護団体での主な活動内容は、犬や猫の檻の掃除、ブランケットなどの洗濯、えさやり、犬の散歩などです。施設内のドッグランで遊ばせてあげたり、トレーニングもしたりすることもできます。あくまでもボランティアですので、好きな時間に来て、やりたいことをします。午前中の数時間犬の散歩だけして帰る人もいますし、午後まで残って掃除をする人もいます。厳しいルールなどないので、働きやすい環境です。毎週月・水・金曜日には近くのビーチに犬を連れて行き散歩するBEACH WALKも行っており、これに参加することもできます。また獣医も併設されているので、希望すればこちらでボランティアをすることも可能です。活動の内容はほぼ同じですが、獣医の中の様子などを見ることができます。その日のボランティアやスタッフの人数が毎日違うため、忙しい日もあれば、早く仕事が終わる日もあります。
とにかく犬や猫にふれあう時間がたくさんありますので、動物好きの人には向いていると思います。ただし、BEACH WALK以外の作業は基本的に一人で行うので、作業中に英語を話すことはあまりありません。動物保護団体のスタッフやボランティアの人たちは非常に優しくフレンドリーですので、休憩中や作業の合間に話すことはありますが、学校ではありませんので会話をするにはある程度の英語力と積極性が必要です。ボランティアをしながら英語も勉強したいと考えている方には別のボランティアをすることをお勧めします。
動物保護団体には、天候や曜日に関わらず、毎日たくさんの地元のボランティアの方々が来て動物の世話をしています。えさ代や動物たちが使用するブランケットなどもボランティアにより賄われています。日本ではこのようなシェルター施設は数少なく、ボランティアというもの自体があまり浸透していません。動物保護団体でこのようなボランティアを見ることができ、実際に体験することができて、とても貴重な時間を過ごすことはできたと思います。また私がいた4週間の間に、たくさんの犬や猫が新しい飼い主に引き取られていきました。動物保護団体では犬を触りたい方には必ず事前にインタビューをしています。日本ではお金を出せば簡単に誰でも犬や猫をペットショップなどで買うことができます。その反面、毎日数え切れない程の犬や猫が殺処分されています。動物保護団体では引き取られる動物がいる分、持ち込まれる動物がいるのも事実ですが、日本とは違い、本当に家を必要とする犬や猫を引き取るという習慣が根付いており、日本でもこのようなシェルターやボランティアがどんどん広がっていってほしいと思いました。

最後に、留学ですと世界各国からの友達はたくさんできますが、現地の人と触れ合う機会はあまりありません。ゴールドコーストで現地の人と触れ合いたい場合は、地元のMEETUPに行くことをお勧めします。MEETUPでは同じ興味を持つ人が集まり、色んなことをするグループです。活動頻度はグループによって、週1回~月1回など様々です。私も何度か参加しており、地元の人と一緒にビーチを歩いたり、Whale Watchingに行ったり、Adventure Parcに行ってアスレチックをしたりしています。現地の人がどのように地元を楽しんでいるのか見ることができ、とても面白いです。またここでたくさん友達ができます。是非いろんなMEETUPに参加してみて下さい。